FREESPOT

メール認証対応 FREESPOT導入キットの推奨について

2011年1月18日
FREESPOT協議会事務局

FREESPOTオーナーの皆様へ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。FREESPOTオーナーの皆様のうち、メール認証未対応の無線LANアクセスポイントをご利用の方々に、メール認証対応のFREESPOT専用機器への置換えの推奨と、推奨に至る背景を、下記の通り案内させていただきます。

■　推奨する内容

メール認証未対応の無線LANアクセスポイントから、メール認証対応のFREESPOT専用機器への置換え

※　メール認証対応機器
　　　FREESPOT導入キット　FS-G300N
　　　FREESPOT導入キット　FS-HP-G300N

■　推奨の背景

　近年、インターネットは劇的な進化を遂げ、社会に及ぼす影響は、益々大きなものとなってきましたが、同時に、サイバー犯罪と呼ばれる、コンピュータネットワークを利用した迷惑行為、違法行為も、増加するようになってきました。
　一般的に、インターネット上で迷惑行為や違法行為が発生した場合、被害者や警察などの捜査機関は、インターネットサービスプロバイダに問合せることで、情報の発信元を特定し、行為の是正措置を行い、問題の解決を進めますが、サイバー犯罪に対する対策が十分でないFREESPOT拠点である場合、FREESPOT利用者と、FREESPOT提供者の間に、契約関係が存在せず、情報発信者を特定するための情報が十分でないため、サイバー犯罪発生時には、問題の解決が困難な状況となっていました。
　今回、FREESPOT協議会では、2009年より、メール認証対応のFREESPOT機器を販売開始し、普及を進めていますが、近年の著しいインターネットの普及をかんがみ、公式に、メール認証対応のFREESPOT機器への置換えを推奨する内容を掲載することにいたしました。メール認証対応のFREESPOT専用機器は、初期設定は不要で、設置するのみでメール認証機能が動作し、利用者がFREESPOTを通じてインターネットに接続すると、自動的にFREESPOT利用者の接続時のログが、株式会社バッファローで有する認証サーバに記録・保存される仕組みとなっています。このため、サイバー犯罪防止のための記録を残すだけでなく、サイバー犯罪抑止のための効果も期待できます。
　FREESPOTの拡大に合わせ、各所からインターネットセキュリティの強化依頼を受けております。御手数をおかけしますが、FREESPOTオーナー様におきましては、メール認証対応機器への置換えをご検討いただけますよう、ご案内申し上げます。
　なお、メール認証対応機器への置換えにつきましては、機器手配、設置・設定作業が必要になります。実際の置換えの検討にあたりましては、FREESPOT管理者とよくご相談のうえ、お進めいただけるようお願い申し上げます。

■　お問合せ

サイバー犯罪が発生し、FREESPOT利用者の接続ログの確認が必要となった場合、FREESPOT協議会宛てにお問合せください。

お問合せ：http://www.freespot.com/about/form2.php