FREESPOTにおけるセキュリティ強化のお願い
2011年11月1日
FREESPOT 協議会 事務局


FREESPOTオーナーの皆様へ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
FREESPOTオーナーの皆様のうち、FREESPOTに「メール認証」機能や「無線LANの暗号化」などのセキュリティ対策を施していない方々に、昨今サイバー犯罪が増加している背景を踏まえ、セキュリティ強化の取り組みをお願いさせていただきます。


セキュリティなしの危険性について

セキュリティなしでFREESPOTを運用する場合、様々なリスクが発生します。
店外など店員が見えないところで不正に無線LANを利用されるリスク、サイバー犯罪の発信元としてプロバイダなどに認知されてしまうリスク、犯罪者にサイバー犯罪をしやすい場所として狙われるリスクなど、様々な可能性が考えられます。

一方、メール認証を利用いただいた場合は、本人固有の情報(メールアドレス)や接続ログをFREESPOT協議会で保有していますので、犯罪の抑止効果があるほか、万が一、オーナー様のアクセスポイントがサイバー犯罪に悪用された場合に犯人特定の大きな手がかりになります。
また、無線LANの暗号化を施した場合は、利用者が店員に暗号化キーを問い合わせる必要がありますので、やはり犯罪の抑止効果があります。

しかし、このところセキュリティのない無線LANがサイバー犯罪に悪用されるケースが多く、スマートフォンやタブレット端末の増加に合わせ、このようなケースは今後増加する恐れがあります。また、各所からFREESPOTのセキュリティ強化を依頼されるケースも多くなってきております。

このような状況から、現在セキュリティなしでFREESPOTを運用されているオーナー様におきましては、何卒、「メール認証」機能や「無線LANの暗号化」の適用を検討いただけるよう、宜しくお願い申し上げます。


メール認証または無線LANの暗号化のかけ方

 ◎ FS-G54をご利用のオーナー様
  ・メール認証機能はご利用いただけませんので、以下の製品ページをご覧いただき、
   無線LANの暗号化を設定して下さい。
   (FS-G54のメール認証機能は、ISPの Outbound Port25 Blocking によりご利用できなくなりました)
   http://buffalo.jp/download/manual/fs_online/fsg54/top/

  ・またはメール認証機能が利用できる最新機種(FS-HP-G300N)への交換をお勧めします。

 ◎ FS-HP-G300N またはFS-G300Nをご利用のオーナー様
  ・「FREESPOT」と「'freespot'=SecurityPassword(AES)」の2種類のSSIDが標準出力されている機種を
   ご利用の場合、メール認証機能が常時有効となっています。
  ・メール認証機能ではなく、無線LANの暗号化によりセキュリティ対策を行われたい方は、
   以下のページをご覧下さい。

   メール認証ではなく無線の暗号化でセキュリティ対策を行いたい場合の設定手順
   

 ◎FREESPOT専用機以外をご利用のオーナー様
  ・メール認証機能はご利用いただけません。
  ・メーカーの製品ページをご覧いただき、無線LANの暗号化を設定してください。


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